岡本眞先生 剣術から学ぶ手の内シリーズ-1~5
1 合気柔術 #015 武器術 (Ⅰ)
切る一刀流ではなく、付ける拍子を使った柳生新陰流-これを応用したのが大東流
合撃打ち-右手でかけようとしても右手と右手では相手は揺らがない
右手はしっかり保持し、左手でスッとかけると相手の軸がゆれる-そのまま落としてゆくと相手の鍔で止まる
相手の刀は少しずれて、そのまま切り込んでも当たらない
パンと打ち合うのではなく、刀が当ったら斜めにしている正眼から柄をずらすだけで、相手の剣先はずれてしまう
自分の体にはギリギリ当たらないように、肘の脇を滑って下りてゆく想定
自分の切っ先は相手の胸や胴に入る
右手ではなく左手で操作する-「合撃打ち」や「切り落とし」の意味
刀を「龍の口」でしっかり持つのではなく、フワッと持って左手でスーッとずらす
手の場合-手刀勢で、橈骨軸で前腕を回転させる
刀のように両手でテコが使えないので、片手でズラす
橈骨軸で回転させ、尺骨でスウィープするようにして下ろすと相手の攻撃は当らない
自分の手はそのまま相手の中に潜っている
*新陰流の講習では、合撃打ちは互いに力を抜いてまっすぐ打ち込み、力が抜けているほど相手の刀はズラされる、と習った
2 合気柔術 #016 武器術 (Ⅱ) 付ける拍子
基本的には刀と刀で打ち合うことはない
振れた瞬間に崩す
撃ち込んでくる時に水車勢で肘を沿えて滑らせる
相手が撃ち込んでくるのをパッと受けただけでは相手は逃げる
しっかりと受け止めて、剣と剣をつけたまま誘導して滑らせる
-新陰流の輪之刀(わのたち)の基本
当った瞬間に合気をかける
押して引くではかからない
3 合気柔術 #017 武器術 (3)
4 合気柔術 #018 武器術 (4) 柳生新陰流から学ぶ合気
5 合気柔術 #020 武器術 (5) 短棒・鉄扇術の詳細
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