歓喜地STUDIO 上げ手(合気上げ)と素振り

 歓喜地STUDIOのYouTubeチャンネルも色々と面白く参考になる解説があるが、全般に話が長い

その中で参考になった、上げ手(合気上げ)と素振りのメモ

【合気】佐川幸義伝「上げ手の秘伝と合気之錬体」


9:45~木刀を使った上げ手の鍛錬が解説されている

重さを感じない振りを行う

重さを感じないためには、刀を垂直に持つのがよい
刀の振りかぶりも、切っ先を下から円を描いて上げるのではなく、なるべく最短で刀が垂直になるように振りかぶれば、いわゆる天井を突くような振りかぶりになるはずだし、力もあまり必要としない
ただし頭上まで振りかぶる場合は、左手は柄頭、右手は鍔元を持つので、バランスを取ると切っ先がやや後ろになると思う

八相の構えにしても、ただ形だけで構えるのではなく、重さを感じない、刀がバランスを取った位置が一番よいのだろう

振り下ろしで重さを感じないためには、自分で振り下ろすのではなく、刀の重さで落とすとよい、というのはよく聞く話
新陰流講習では、「胸と背中を使って上げ下ろす、上げたときに前が張って、弓を張ったような状態、フッと胸をゆるめることによって下りてくる」と説明されていた

切り下ろしたところでは刀を止めないといけないが、浅山一伝流や新陰流の話では手指を締めたりはせず、手を被せるというように説明されていたと思うし、居合の学科試験解答集でも「手首を締める」と書いてあって、指とは書いてなかった

ただし小指側を締めないと言っても離しては駄目らしい

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