岡本眞先生 臂力の養成(養神館合気道)~担ぐ

ずっと以前に習っていたのが養神館合気道で、臂力の養成は基本動作だから繰り返し練習した。こういう解説があったらもっと上達したかもしれないけど、途中でやめちゃったからね。でもお陰でこういう解説もそれほど抵抗なく視聴できる。

達人技にチャレンジ!#003 塩田剛三師 『臂力の養成』 上半身編


手の内を作り相手とつながる
肘を曲げない、手を上げない
烏口腕筋で引っ張り込み、三角筋後部を収縮させ相手を釣り上げる
小手や上腕筋を使いがちだが、これを止めて三角筋後部を使う
肘の角度を固定し、肩を支点として上げてゆく
手の内を作って相手と接触し、橈骨を軸として尺骨を箒をはくように内旋させ、烏口腕筋により上腕につなげる
手の内で巻き上げるようにして、小手で橈骨回転させ、さらに尺骨、上腕と三つの内旋運動を行う
(略)
剣を持ち上げる動作
屈筋(小手、上腕)を使うと遅い-三角筋後部のみで持ち上げる
肘、手首の角度は変えない

臂力-合気がかかった剣の持った状態
手の内を作った際に相手方向に少し押しを作り崩す-新陰流も押しは小さいが相手を崩す

達人技にチャレンジ!#004 塩田剛三師 『臂力の養成』 下半身編


杖で習った「前膝は外せば倒れるくらいに緩め、後ろ足は伸ばす」という理屈と同じかな。膝抜きだ。

技術・理合#056 臂力(非力)の養成とは何か


担ぐ-ローテータカフ

ローテーターカフの体操は、大武さんのドラム準備運動の中にもあった

肘が90度のとき、力は入らない-ローテータカフで担ぐ?
-繰付で太刀の中柄をすくい上げた形と同じではないか?
-すくい上げるより、担ぐ意識でやる方がよいかもしれない

繰付は杖と太刀の接点を移動させず、腕~手の形は変えず肩甲骨の動きで繰付るとすれば合気あるいは柔術の技と同じかもしれない-腕~手は筋肉を使わない

 繰付に限らず、杖術には体術的な動作が多いかもしれない

甲冑剣術の刀の振りはこの担ぐ動作といってる?

-巻落も担ぐと考えてよいのか?

合気柔術 #063 担ぐとは何か(肩の使い方)


肩が上がっては持ち上がらない-肩が下がって(肩が天秤棒より下に)持ち上げる

合気柔術 #064 肩を掬うとは何か (掬う-すくう)


腕は使わないで肩で上げる-合気ではなく肩の腕力

自分と相手の肩までをフレームを作る-フレームだから角度は動かない-90度が腕の力を一番使いにくい状態なので、肩だけでゆっくり相手を持ち上げられる

養神館合気道の一連の基本動作。「臂力の養成」は5番目。



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